大地を守る会（本社千葉県、藤田和芳社長）の新規会員が順調に増えている。１４年４―９月期（中間期）では、ネット通販「ウェブストア」を利用した会員が食品宅配でも会員登録するケースが目立ち、新規会員は７０００人増（同９３・０％増）の９万４０００人、伸長率は約２倍になった。退会者や休眠顧客へのアプローチを強化したほか、イベントによる対面営業に力を入れた。
１４年４―９月期（中間期）における食品宅配とネット通販の合計売上高は前期比横ばいの６０億円だった。
主力の食品宅配の売上高は前年同期比１・０％減の５６億円。ウェブストア経由で「お試し野菜セット」をまず利用してもらい、利用に食品宅配の移行する人が増えた。
既存会員向けには、電話によるアプローチのほか、２０～３０代の主婦層を対象にしたイベントにも注力。自宅で無料の試食会を開く会員に、食材を提供して行う料理教室「プチパーティ」の開催回数を増やした。
ネット通販売上高は同１２・０％増の３億８０００万円だった。ネット通販の会員は同４７・０％増の２万２０００人に増えた。パブリシティやＳＮＳから、ウェブストアへの移行も進んだ。ＰＣからの注文が前期比３割増、スマホからの注文が９割増となっている。
(続きは本紙11月27日号で)
大地を守る会／新規会員が２倍増に／ネット、電話、イベントで顧客接点
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