佐川急便/23区内に即日配達/全国で集荷、航空便活用

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 佐川急便(本社京都府、荒木秀夫社長)は3月16日、都内23区内宛に配送を依頼された荷物を対象に、即日配達するサービスを開始すると発表した。全国で集荷した荷物を航空便で羽田空港に運び、23区内に配達する。料金は航空便料金だけで、即日配達用の料金は取らない。近年、当日配送に対する要望が多いことから、23区内を対象にサービスを始めることにした。
 3月22日の集荷分から開始するのは「23区即日配達サービス」。「飛脚航空便」を利用して午後2時までに羽田空港に到着した荷物は午後6時までに届ける。羽田に午後5時までに到着した荷物については、午後9時までに配達を終える。個人宅への配達には対応していない。
 料金は「飛脚航空便」の運賃を適用する。集荷や引受時間については、最寄りの営業所が対応する。
 遠隔地からの荷物は現状、配送に航空便を利用しても翌日以降の配達となっている。しかし、当日配達に対する要望は、遠隔地でも増加傾向にあるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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