電磁波の一種「テラヘルツ波」を照射した健康関連商品をネットワークビジネス(NB)で展開する、広済(本社東京都、松岡和也社長)は2月20日、都内でグランドオープンセミナーを開く。イベントでは、水素関連商品の投入や報酬プランの変更の発表を予定している。ビジネスに積極的ではない会員でもボーナスが得られる仕組みを前面に押し出すことで組織拡大を狙う。
広済は11年3月設立。取扱商材は、化粧品や健康食品など16品目と幅広い。全ての製品に「テラヘルツ波」を照射しているというのが特徴だ。
15年3月に投入した医薬部外品化粧品「薬用マリアαクリーム」からの新規登録が多い傾向にあるという。クリームには48時間、テラヘルツ波を照射しており、遠赤外線を越える効果で有効成分を最大限に引き出すことができるとしている。20~30代の若年層の登録が増えており、NB未経験者も目立ってきた。
グランドオープンに伴い、水素商品を投入する。水に入れるだけで水素イオン水になるという「スーパーオキソリキッドHTM」(内容量200ミリリットル、会員価格税抜き1万円)は、量子水という特殊な水に、南極の氷山における低層水から作られた「水素イオン水(オニソニウムイオン)」を加えた。「オキソニウムイオンは分子構造がH3O+で、水分子と結合しているため、何をしても水素が抜けない」(松岡社長)と自信を示している。
続きは「日本流通産業新聞」2月18日号で)
広済/水素水没投入で新規市場開拓に本腰/報酬プランを改定し、リクルート強化
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