コスモス・ベリーズ/20年をめどに、全国2万店舗体制に/シニア向けサービス拡充策を発表

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あいさつする三浦一光会長

あいさつする三浦一光会長

ヤマダ電機の100%子会社で、全国に1万店の加盟店を持つボランタリーチェーン、コスモス・ベリーズ(本社愛知県、牧野達社長)は1月27日、都内で「コスモス・ベリーズ創立10周年記念、第4回大新年会~第2ステージへの新たな挑戦」を開催、加盟店を現在の1万店舗から倍増させ、シニア向けのビジネスを本格化させる方針を明らかにした。
 コスモス・ベリーズは、創業から9年4カ月で加盟店が1万店を突破。地域の電器店やガス店などを中心に加盟店を増やしてきた。
 日本では、地域密着型の電器店の減少に歯止めがかからない状況が続いている。コスモス・ベリーズでは、高齢者を主なターゲットにすることで、新たな市場の開拓を目指す。
 加盟店が地域の高齢者の悩みを解決する「ローカル・プラットフォーム事業」を構築する。加盟店の顧客情報を共有化。水回りやリフォーム、電気工事店、燃料店などを本業にする加盟店が顧客からの要望に応じて他の加盟店を紹介することで高齢者の課題解決につなげる。
 タブレット端末の活用も進める。加盟店専用サイト「ふれあいPad」を進化させ、ベンチャー家電メーカーの商品もラインナップした「家電プロPad」を3月1日から開始する。店頭に陳列しにくいベンチャー発の独自性の高い家電の取り扱いを目指す。そのほか商品情報を強化するほか、顧客情報の管理もできるようにする。

続きは「日本流通産業新聞」2月4日号で)

創立10周年記念の大新年会会場の様子

創立10周年記念の大新年会会場の様子

基調講演を行うヤマダ電機の山田昇社長

基調講演を行うヤマダ電機の山田昇社長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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