健康コーポ 15年4-12月期/純利益は70%増の20億円/四半期ベースでの最高益を更新

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健康コーポレーションの15年4―12月期(第3四半期)連結業績における当期純利益は前年同期比70・8%増の20億200万円だった。パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」をはじめとした健康・美容関連事業が好調に推移し、アパレル関連事業などの不振をカバーしたという。四半期ベースでの過去最高益を更新した。
 連結業績における売上高は前年同期比39・3%増の395億1400万円だった。「RIZAP」は15年10~12月の3カ月間に、大型店を8店舗開設した。積極的な広告宣伝を継続したことにより、新規獲得会員数が増加。累計会員数は4万4000人を超えている。
 美容・健康関連商品の通販事業も好調に推移している。洗顔料「どろあわわ」は15年11月、「DOROwa(ドロワ)」にブランドを刷新し、販売促進に注力した。美顔器「エステナードソニック」や栄養機能食品「ひとてまい」についても、キャンペーン施策により、売り上げを伸ばすことができたという。
 連結業績における営業利益は前年同期比152・0%増の35億3300万円、経常利益は同164・6%増の32億400万円だった。子会社である夢展望は15年4―12月期(第3四半期)において、純損失1億9300万円を計上した。ただ、収益性の高い美容・健康関連事業については大幅増益となったという。
 16年3月期通期の連結売上高は前期比53・8%増の601億3000万円を予想している。営業利益は同137・4%増の50億400万円、経常利益は同140・2%増の46億7600万円、当期純利益は同86・5%増の30億5200万円を見込んでいる。

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