フォーシーズホールディングス(HD)は12月18日に中期経営計画を発表、化粧品・健康食品通販のフェヴリナ(本社福岡県)の18年9月期の売上高を18億円、営業利益を2億円にしていく計画だ。顧客ごとに専属オペレーターを付ける「カスタマーフレンド」の体制を強化。カウンセリングと顧客のロイヤル化をさらに進めていく一方で、広告宣伝を積極的に行い、新規顧客の獲得に力を入れていく。
フェヴリナの主力化粧品は高価格帯の「炭酸ジェルパック」や「プラチナムリッチシリーズ」だ。今後の施策として、価格帯やターゲット層を変えた別ブランドも市場投入するとしている。
このほか、販路の拡大も計画に挙げている。これまで通販だけで販売展開してきたが、店舗展開も検討し、ウェブやスマートフォン経由の販路も強化していく。
化粧品通販子会社のサイエンスボーテ(本社福岡県)は、3年後に売上高20億円、営業利益1億6000万円を目標としている。主にラジオCMで新規顧客を獲得してきたが、今後はラジオで獲得した顧客に対してDMや電話による顧客接点を強化し、リピート購入とロイヤル化を促進していく。
続きは「日本流通産業新聞」1月7日号で)
フォーシーズHD 中期経営計画/フェブリナ、売上18億円へ/積極的な広告宣伝で新規獲得図る
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。