ののじ／キャベツピーラーが人気／ＳＮＳで話題　販売好調続く（2023年3月16日号）

　生活雑貨の製造販売を行う、ののじ（本社神奈川県、高部夢宙社長、（電）０５０―５５０９―８３４０）は、２０年から販売するキャベツピーラー「キャベピィマックス」が人気商品となっている。発売当初から売れ行きを伸ばし、昨年は２８万台を販売。２月にはユーザーがＳＮＳに投稿した動画が話題になった。現在も４月分の在庫が尽きるほどの販売ペースを見せているという。
　千切りキャベツを手軽に作ることができる二枚刃のピーラー。キャベツを削ぐようにカットし、手早く千切りできる。
　「野菜をカットした面が波状になる。ニンジンやサツマイモにも使用でき、味の染み込みが良くなる利点もある」（総合企画課広報・生田秀実氏）としている。千切りキャベツ以外にも使用できる多用途さで、野菜の調理の幅が広がる。
　ユーザーが発信するＳＮＳには、「キャベピィマックス」でカットするのを楽しむ姿も目に付く。「楽しくカットしているうちに、キャベツ１玉をカットしていたという声も聞く」（同）。多用途と楽しさで、商品を訴求している。
　価格は税込１５４０円。