ヤフーは3月3日、ECモールの優れた店舗を選出する「ベストストアアワード2022」の表彰式を開催した。PayPayモール大賞には「コンタクトレンズAppeal」、Yahoo!ショッピング総合賞のグランプリには「家電と住設のイークローバー」を選出した。
同アワードは「ヤフーショッピング(旧PayPayモール含む)」に出店している全店舗を対象に、1年間(22年1~12月)の取扱高・顧客評価などの視点から総合的に評価し、181店舗をベストストアとして表彰している。
19年から新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンラインにて実施していたが、「ベストストアアワード2022」は3年ぶりにリアルで表彰式を開催した。
同アワードは「ヤフーショッピング」と「PayPayモール」それぞれにおいて、「総合賞」、ファッションや食品などのカテゴリー別で表彰する「部門賞」、優良配送やカスタマーケアなどを表彰する「特別賞」を設けて、優れた店舗を表彰した。
■小澤CEOらが戦略紹介
表彰前にヤフーの小澤隆生CEOや畑中基執行役員が登壇し、「LINE」や「PayPay」との連携強化策を紹介した。来年度に提供予定の施策なども受賞店舗に説明した。
小澤CEOは「『ヤフーショッピング』は13年のeコマース革命を皮切りに、ソフトバンクユーザーやヤフープレミアム会員へのポイント付与施策、昨年の『ヤフーショッピング』の売り場リニューアルと、これまで試行錯誤しながらストアさまとともに成長してきた。これからも『LINE』、そして決済・金融をけん引する『PayPay』とわれわれが一体となってストアさまと一緒に成長していきたい」と語った。
次に登壇した畑中執行役員は、「今後、『ヤフーショッピング』での買い物で使える『ヤフーショッピング商品券』の提供量を拡大したり、現在実施している『PayPayで毎日5%』キャンペーンによる日常的な購買行動をさらに加速させる販促の強化を予定している」と事業戦略を明らかにした。
ヤフー/ベストストアアワード発表/小澤CEOがECの強化策を紹介(2023年3月9日号)
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