ディノス・セシール(本社東京都、石川順一社長)の15年4―9月期(中間期)売上高は、ディノス事業によるテレビ通販が増収をけん引した。テレビ通販事業の中間期売上高は、前年同期比27・0%増の60億2900万円。家庭用エクササイズなどがヒット商品となったほか、特番も好調で美容商材を中心に売り上げを伸ばした。
ディノス事業のテレビ通販は、平日午前の通販枠「いいものプレミアム」で「ダイソンクリーナー」や家庭用エクササイズアイテム「3Dエクサウェーブ」などがヒット商品となった。
セシール事業においても、主力のレディースアウター・インナーが回復して増収を確保した。今期は商品・クリエーティブを刷新。カタログ盛夏号などでは、複数ジャンルを集約する総合媒体から単独媒体化にすることで、より効率のいいDM送付を行っている。
ディノス・セシールの中間期売上高は、前年同期比3・6%増となる557億1900万円。内訳は通販売上高が519億100万円、その他が38億1800万円だった。ウェブ受注売り上げは275億8500万円となっている。
ディノス・セシール/TV通販が増収けん引/中間期、27%増の60億円
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。