スクロールは10月28日に開催した中間決算の説明会で、子会社である豆腐の盛田屋が販売している化粧品単品で年間売上高100億円を狙う構想を明らかにした。今下期はテレビCMによって商品の認知度を拡大。盛田屋のみならず、グループの全販売チャネルを活用して計画達成を狙う。
年間売上高100億円の達成を狙っているのは「豆乳よーぐるとぱっく玉の輿」(内容量は150グラム、税込価格は2160円)。芸能人によるSNSで取り上げられるなど口コミ効果もあり、現在売れ筋商品となっている。
今下期はテレビCMによって商品の認知度を拡大。広告宣伝費は公表していないが延べ視聴率(GRP)換算によると、首都圏で10~11月、約2000GRPを予定。年末年始で1000GRP、2月以降は2000GRPを計画している。
在京キー局による1GRPの単価は通常、約10万円とされており、これを基に単純計算すると約5億円の宣伝費を投下することになる。
続きは「日本流通産業新聞」11月19日号で)
スクロール/単品で売上100億へ/全販売チャネルを活用
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