ファンケルが10月29日に発表した15年4―9月期の連結業績は、売上高が前年同期比18・2%増の431億9200万円だった。積極的な広告投資によって化粧品、健康食品とも前年同期比2桁増収を達成した。広告費の増加に伴い営業利益は同2桁の減益だった。ただ、増収による売上総利益の増加と広告スケジュールの見直しによって、当初の営業損失予想から黒字を確保した。
事業別の売上高は、「化粧品」が同17・8%増の259億9000万円、「栄養補助食品」は同23・3%増の137億6900万円、発芽米や青汁の「その他」は同3・4%増の34億3200万円だった。
化粧品のチャネル別売上高は、通販が同4・8%増の108億8500万円、店販は同24・1%増の98億3900万円、卸が同49・8%増の20億5300万円、海外は同35・0%増の32億1200万円。「ファンケル」ブランドによる店販の増収が目立っている。
(続きは「日本流通産業新聞」11月5日・12日の合併号で)
ファンケル 15年4-9月期/売上高18.2%増/化粧品、健食ともに2桁増収
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