クラシコム/東証グロースへ上場/21年7月期売上高は45億円(2022年7月7日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 北欧雑貨などのECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコム(本社東京都、青木耕平社長)は7月1日、東京証券取引所グロース市場に新規上場すると発表した。上場予定日は8月5日。21年7月期の売上高は、前期比30.5%増の45億3200万円だった。
 クラシコムは07年9月、「北欧、暮らしの道具店」を開設した。当初は北欧のヴィンテージ食器を販売していたが、08年8月に北欧雑貨などの新品アイテムの取り扱いを開始。ECに留まらず、「フィットする暮らし、つくろう。」をテーマに、記事や音声メディア、ドキュメンタリー、ドラマなど独自の世界観のコンテンツを発信している。
 15年7月、「北欧、暮らしの道具店」上で、クライアント企業のブランディング支援サービスの提供を開始した。現在はオリジナル品や仕入れ商品のEC事業を主体とした「D2Cドメイン」と、高い企画制作能力を生かしてブランド支援を行う「ブランドソリューションドメイン」の2事業を展開している。
 21年7月期における事業別の売上高では、「D2Cドメイン」が同31.2%増の42億5800万円、「ブランドソリューションドメイン」が同21.0%増の2億7300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ