ティーライフ 15年7月期/通販主体の小売売上は1.2%増/定期会員は2万増え9万人突破

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

ティーライフの15年7月期連結業績における通販主体の小売売上高は前期比1・2%増の47億1200万円だった。定期会員数が前期末より2万人以上増加し、9万人を突破。大手ECモールでの販売に注力したことも増収に寄与したという。
 小売事業では、リピート率の高い「ダイエットプーアール茶」や「メタボメ茶」などについて、試供品配布を強化。新規顧客に対して、コールセンターを活用し、「定期お届け」の利用を促進した。取り組みを進めた結果、定期会員数は、14年7月末時点で約7万人だったが、15年7月末時点では9万人超に増加したという。
 「楽天市場」など大手ECモールにおいては、「ルイボスティー」を重点的に拡販した。ネット広告による集客策を強化したことが、EC売上高の拡大につながった。
 連結業績における、同社全体の売上高は、前期比13・3%増の68億1400万円だった。卸売事業の売上高は前期比54・2%増の20億8600万円に拡大。全体業績の増収に寄与した。卸売事業では、生活雑貨の輸入販売を行うダイカイを14年8月に買収したことにより、品ぞろえが拡大。卸し先の開拓も進めた結果、大幅な増収につながったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ