ダーウィンズ/15年の知見をLINE支援に/コミュニケーション支援領域を拡張 (2022年2月17日号)

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 化粧品や健康食品の単品リピート通販に特化したコールセンターの運営を行うダーウィンズ(本社東京都、後藤豪社長、(電)03―6862―7310)は2月1日、LINEを活用した顧客育成サービス「L―labo(エルラボ)」の提供を開始した。同社が15年間にわたって蓄積してきた、通販に特化した顧客対応支援の実績を基に開発した。通販企業と顧客との双方向のコミュニケーションの質を高めるサービスとなるという。
 「L―labo」は、セグメントした顧客に対して、公式LINEアカウントを通じて、最適なタイミングで、適切なコミュニケーションを行えるよう支援するサービスだ。コミュニケーションのシナリオ設計は、通販・EC企業のブランディング戦略に合わせて行うという。LINEの特性を生かして、顧客の属性や購買履歴に応じて、最適と思われる個別配信を行うとしている。
 「L―labo」を通じて商品購入を促したテスト事例では、ランディングページに流入した数百件の顧客のうち、約8%が購入に至ったという。ECに関連したLPのCVRは平均3%程度といわれており、「L―labo」は高い数値を記録したとしている。
 ダーウィンズの後藤豪社長は、「今では、多くの通販企業が、オンライン・オフラインにとらわれず、顧客と複数のタッチポイントを持ちたいと考えている。複数のチャネルを使って、適切な双方向コミュニケーションをしたいと感じているようだ。ダーウィンズはこれまでも、双方向のコミュニケーション支援を得意としてきた。今後も電話だけでなく、幅広い支援領域を通じて、クライアントの事業収益の最大化に貢献していきたい」としている。
 「L―labo」は、LINEの運用をオールインワンパッケージとして提供する。導入すれば、手間なく簡単にLINEというチャネルでのコミュニケーションを実現できるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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