【利益アップしました】トーキョーオタクモード/保税区活用などで利益2倍に

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 越境ECを展開するTokyoOtakuMode(トーキョーオタクモード、本社米国、亀井智英CEO)は、11月11日に行われた「独身の日」セールの利益が昨年比で約2・5倍増となった。商品の価格施策や中国の保税区を活用したことで利益拡大につながった。
 トーキョーオタクモードは「天猫国際」に出店しているほか、中国語(簡体字)に対応した自社サイトを運営している。
 昨年は20~30%を値引きしたセールを実施したが、今年は平均10%の値引きに抑えた。昨年同時期よりも円高元安が進んでいたこともあり、商品価格を元ベースで昨年よりも約1・2倍高く設定した。
 商品価格を高めて値引き率を抑えたが、セールの売り上げは昨年とほぼ同額だったという。
 利益率が高い商品の販促を強めた。人気キャラクター「初音ミク」のフィギュア(約6万8000円)は25体、「リラックマ」のぬいぐるみ(約1万2000~2万2000円)は100体が完売したという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月15日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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