【EC向けサービス事例】第102回<日本ECサービス>「ECマスターズグラブ」/導入サイト「名入れボールペンのひよこ堂」

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 市販のボールペンに名前を刻印して販売するハグリネット(本社愛知県、後藤泰司社長)は昨年10月、「ECマスターズクラブ」に入会したことをきっかけにサービスを改善した。その結果、繁忙期である16年3月度の売上高が、前年同月比150%増の2160万円になった。同クラブ入りを機に、SEO対策など、「当然のことを当然のようにする」(後藤社長)方針を徹底したことが増収につながったという。
 日本ECサービス(本社東京都、清水将平社長)の提供している「ECマスターズクラブ」は、EC運営者向けの会員制サポートサービス。月額1万円で入会でき、会員はチャットを使って同社のコンサルタントにモール店運営の課題について相談したり、セミナーに参加したりすることができる。都内で行われるセミナーはオンラインでも視聴することができるため、全国のEC運営者に利用者の輪は広がっているという。
 ハグリネットは10年から、市販のボールペンに名入れの刻印をする事業を始めた。13年には、それまでの百貨店向け下請け事業から、ネットを使った直販に業態を転換。1000円~2万円程度の価格帯で、ギフト需要向けを中心に販売をしてきた。
 楽天に広告を出稿するなど、自社で試行錯誤を繰り返した結果、15年8月期の楽天市場における売り上げは5600万円まで成長した。しかし、「楽天の集客力に頼り、惰性でECを行っているだけではないか」(後藤社長)という感覚が常にあったという。そこで15年10月、日本ECサービスが名古屋市で行ったセミナーに参加、ECマスターズクラブへの入会を決めた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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