【EC注目株】第64回<髙島屋>97年事業開始から着実な伸び、リアル店舗生かした相乗効果に本腰

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

高島屋(8233)のEC事業立ち上げは、1997年。日本初のネットショッピングの本格的百貨店「タカシマヤ バーチャルモール」開設に求められる。その後04年に「e百華店」とし、リニューアル。08年には百貨店初のファッション専門サイト「タカシマヤファッションモール」開設、12年にはファッションモール強化のためセレクトスクエアと資本・業務提携しグループ化した。
 ネット通販進出を広報・IR室では「当初はカタログ通販を補完するチャネルとして始まりました。しかしその後、ギフト商材などの店頭品を取り扱う無店舗販売市場の開拓に役割が遷移。それが店舗同様のファッション商材が買えるファッションモールの立ち上げにもつながっていったわけです」とし、こう付け加えた。
 「時系列でみると申し上げたような推移ですが、進出に際し経営陣からは方向性として『オムニチャネル戦略の基盤としてのチャネル構築』が示されました」とした。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

EC注目株! 連載記事
List

Page Topへ