【勝手にECサイト分析】89 有限会社小川製材所「小川製材所」/全国に発信するために運営し続ける

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 土佐ヒノキの無垢板を販売している高知県安芸市の小川製材所。ネットショップには現在もカートがない。06年からショップを開設しているがホームページ制作の知識はほぼ独学に近く、デザインなども素人の域を超えないレベルである。
 ネットでの売り上げもそれほど多くはない。仮に多くの注文があったとしても、すぐには出荷できない。ヒノキの原木は、仕入れてから1年半以上乾燥させてからでないと板に狂いが出てくるため、原木での在庫はあってもすぐに製材できる量は限られている。それでも同社は熱心にショップを続けている。
 それはなぜだろうか。小川慶郎社長は、「国産ヒノキではなく『土佐ヒノキ』に強い思い入れを持っているから」と言う。
 雨量と日射量が日本一の高知県。一方でヒノキが生える標高の高い山には雪も降る。夏の気候がしっかりと木材を成長させ、冬の寒さが木目を締める。
 土佐ヒノキはほかの産地に比べて樹脂に含まれる有効成分が多く、古代より各地の神社仏閣などにも使われている。
 豊臣秀吉から日本一のお墨付きをもらい大阪城築城の際にも多く使われたといわれる土佐材。地元土佐のヒノキこそが日本一であると小川社長は信じて疑わない。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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