【ネットショップ「売れる」デザイン・演出テクニック】連載45 覚えて得する左右対称デザイン

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■ナチュラル&シンプルな主張
 人間が一般的に魅力的で美しいと感じるデザインは「左右対称」の場合が主です。それぞれの要素が調和しバランスの取れたデザインとして、特にロゴで多く採用されています。
 今回は日常における左右対称デザインのメリットやその制作方法を伝授します。
 左右対称のロゴは「メルセデス・ベンツ」「マクドナルド」「スターバックス」などの企業が採用しています。非常にキャッチーなため、印象に残りやすく視認性も高いと感じるでしょう。
 そうとはいえ、バランスの取れたロゴデザインと、片側の要素をコピーして反転させたようなロゴデザインは紙一重。簡単に再現できるからこそ、こだわりを持つことが大切です。
 ロゴデザインの場合、片側の要素をコピーして反転させた完全な左右対称ではなく、デザインの中にいくつか対称ではない要素を加えるといいでしょう。例えば、左右対称のアイコンだけではなく文字を一緒に配置することでバランスをとることが可能です。「アディダス」「JCB」「MasterCard」などがこれにあたります。
 一見すると左右対称に見える要素に遊び心を加えることで自然な形で主張ができます。

■応用可能なテクニック
 左右対称デザインは文字の配置がメーンの場合も効果的です。例えば、雑誌などに掲載されている長文の記事は、同じサイズでボディーコピーやテキストを配置し、カラムごとに分割されています。
 これは対称性を利用して、ページの中央を基準とし可読性を保ちながら左右対象の配置とすることで、読み手の注目を集めいつの間にか読み進めてしまう構図です。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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