【EC売り方研究所】中国SNSの活用法/広告配信や市場調査が可能に

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 ECのプロモーションに欠かせない存在となったソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。最近は越境ECに取り組む企業が、現地における商品の知名度向上やテストマーケティングにSNSを活用する動きも広がり始めた。今回は中国のSNSをECに活用する方法を探る。


■中国最大のSNS広告配信が便利に
 中国最大のSNSとして知られる「Weibo(ウェイボー)」。ユーザーは140文字以内の文章や画像、動画を投稿し、ユーザー同士が「いいね!」や「コメント」で交流する。
 「ツイッター」と「フェイスブック」の機能を併せ持ったようなシステムが人気だ。月間アクティブユーザー数は2億人以上とされる。
 「ウェイボー」を活用した広告配信プラットフォームの一つに「WEIQ(ウェイキュー)」がある。「ウェイキュー」は、「ウェイボー」のユーザーのタイムライン上に企業の広告を配信するサービスだ。
 60万人以上の「ウェイボー」のインフルエンサーを束ね、フォロワー数、インプレッション数、クリック数、シェア数などに基づいて影響力を独自に数値化。広告主のターゲットや予算に合わせ、最適なインフルエンサーを選択してフォロワー向けに広告を配信する。
 「ウェイキュー」は約300社の世界的ブランドや3万社以上の中小企業が利用しているという。
 4月13日、マーケティング支援を手掛けるアライドアーキテクツが国内初の「ウェイキュー」の正規販売代理会社となった。
 アライドアーキテクツは企業による「ウェイキュー」への広告出稿や運用、効果測定を全面的にサポートする。
 「ウェイボー」はマーケティングツールとして大きな可能性を秘めているものの、日本の企業にとって広告出稿のハードルは高かった。アライドアーキテクツが正規販売代理会社になったことで、「ウェイボー」を手軽に活用できるようになった。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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