【BENLYMANのこれだけは知っておきたい!越境EC】<最終回>手軽に越境EC開始できる2サービス/転送・代理購入サービスのメリットとは

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 昨年の訪日観光客は1973万人となりました。特に中国人観光客の「爆買い」が注目を集め、流行語大賞にも選ばれました。訪日観光客の「旅あと」の購買につなげるため、越境ECというキーワードもビジネス界隈で多く耳にするようになりました。
 今年に入ってからは、越境ECに向けたサービスが急速に増えており、EC事業者が手軽に越境ECを開始するのに役立つ「転送サービス」と「代理購入サービス」も普及しつつあります。EC事業者は、どちらのサービスを導入すればいいのか、今回は両サービスの概要と導入メリットをご紹介します。
 「転送サービス」とは、海外居住者が転送会社の倉庫住所を使って日本国内ECサイトで買い物し、転送会社から指定の海外住所に荷物を配送してもらうサービスです。国内のEC事業者は、商品の発送先が国内の住所になるため、新たに業務フローを構築する必要はありません。
 転送サービスのバナーをサイト上に掲載するのみで手軽に導入できます。しかし、海外居住者のクレジットカードのチャージバック(不正利用などの理由によりクレジットカード会社がその利用代金の売り上げを取り消すこと)が発生した場合は、商品代金と商品を回収できないリスクが稀にあります。

(続きは「日本ネット経済新聞」4月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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