【EC向けサービス導入事例】第82回〈導入サイト「リネアストア オフィシャルサイト」〉/パソコン以外の端末に対応進める

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レスポンシブ化によりパソコンとスマートフォンで表示を自動変換する

レスポンシブ化によりパソコンとスマートフォンで表示を自動変換する

 ウィッグやエクステンションの企画製造・販売を行うリネアストリア(本社大阪府、村瀬純平社長)は、自社商品を中心にした女性向けファッションECを運営している。本店サイトには、ロックウェーブ(本社滋賀県、岩波裕之社長、077―525―1073)が提供するカートシステム「aishipR」を導入している。
 リネアストリアを設立する以前から、前身となるECサイトでロックウェーブのカートシステムを利用していた。携帯サイトに対応したシステムで、主要顧客層の女性が、携帯電話で購買を行う傾向が強まっていることに対応した。
 現在もパソコン以外の端末からの利用が多く、スマートフォンなどモバイル端末の利用比率は8割を超えている。
 13年4月に、現在のカートシステムへ切り替えを行った。顧客の端末に合わせて自動でサイト表示を変える「レスポンシブ化」を行える標準機能に注目した。
 サイト運用では、さまざまな端末のサイトの管理を一元化できるため、管理の負担を省ける点を評価している。「ページ情報は常に更新や削除を繰り返しているが、一回の作業で全てのサイト更新ができるようになり、作業が楽になった」(村瀬社長)と話す。
 サイトの「レスポンシブ化」による検索エンジン対策(SEO)の成果も上がっているという。グーグルでは、「aishipR」の構築サイトのような、1つのファイルでサイトの閲覧端末に応じて表示を自動で変える「レスポンシブウェブデザイン」を推奨しているためだ。


(続きはネット経済新聞3月31日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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