【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】 <34> 新規成分で本当に売れるか(2025年2月27日号)

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品、健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。
 他社の製品との差別化を考え、これまでにないような新規成分を用いた健康食品を開発するケースがあります。例えば、「ビタミンX」という成分を発見したとします。これを一定量摂取すると、体内の成分「Y」の値が改善し、疲労回復に効果的だとします。
 このような成分を使ったものは今までどこも製品化していません。さあ、たくさんの人に利用してもらうべく広告を出そう、となったとき、問題が起こってきます。その「ビタミンX」の効果はどのように伝えるのでしょうか。
 以前からお伝えしているように、効果・効能を謳った広告は厳しく規制されています。そのため、新規成分を使った製品の魅力を伝えることができないのです。ビタミンCなど有名な成分であれば、「肌に効果がある」「風邪の予防に効く」など、効果を消費者側がある程度認知しています。
 しかし、

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月27日号で)

<プロフィール>
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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