【ナカの”ヒト”】　<ランクアップ>　岩崎裕美子社長／「悩みを解決できるか？」（2025年3月13日号）

　化粧品のオリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」の開発・販売を行うランクアップ（本社東京都、岩崎裕美子社長）の２４年９月期の売上高は、前期比７・４％増の１３７億円だった。右肩上がりで成長を続ける同社の創業者である岩崎由美子社長は、「これで本当に悩みを解決できるか？」という視点を何よりも重視していると話す。
　岩崎社長は１９６８年生まれ。北海道出身だ。新卒で、札幌の大手旅行会社に入社したという。その際に、地元の先輩が社長として事業をやっていることを知ったそうだ。「私もいつか経営者になろう」と考え始めたという。
　その後、将来のために営業力を身に付けようと、広告代理店への転職を決意。広告代理店では９９年から取締役営業本部長も務めた。
　岩崎社長は、「広告代理店で働いていた頃は、毎日夜中まで残業していたし、休みの日も仕事に追われるような生活を送っていた」と話す。「その結果、ボロボロになって、３５歳の時には、乾燥やシミ・シワで、年齢よりも１０歳も年上に見られるようになっていた」と振り返る。

（続きは、「日本ネット経済新聞」３月１３日号で）