【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第486回 <飛騨高山おはぎ専門ECサイト「飛騨屋」> 独自製法で冷凍と思えない食感に(2025年2月13日号)

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蒔田稔氏

蒔田稔氏

 岐阜県高山市のサカイ食品では、地元食材を中心に使用した業務用冷凍和菓子を製造販売している。その技術を生かして、地元に伝わる「飛騨高山おはぎ」の冷凍商品を開発し、ECサイト「飛騨屋」で販売。冷凍とは思えないおいしさと口コミで広まり、リピーターを増やしている。意外なところからの広がりや反響などについて、蒔田稔社長に聞いた。

◆特徴

 業務用商品を取り扱ってきたサカイ食品が直接、消費者に自社商品を販売するにあたって選んだ商品が「飛騨高山おはぎ」。地元の人しか食べることができなかったおはぎのおいしさを全国に届けるべく、試作を繰り返し、こだわりのおはぎを完成させた。
 「飛騨地方のブランド米『高山もち』を100%使用しており、一粒一粒の実がしっかりと締まり、深い甘みと粘り強さが自慢です。この甘みを堪能していただくために、もち米に砂糖を一切使用せず、瀬戸内の海水で作った塩を隠し味にしています。冷凍食品では、もち米の糖度を高く保たないと解凍時に蒸した米が固くなってしまいますが、当社の独自製法で加糖せずに解凍後も柔らかく保つことができ、高山もち本来のおいしさを味わっていただけるよう工夫を凝らしているのがこだわりです」
 購入者からは、「冷凍されていたとは思えないモチモチ食感」「甘さ控えめでペロリと食べられる」といった声が多いという。


◆取り組み

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月13日号で)

<運営会社概要>
【運営】有限会社サカイ食品
【ショップ開設時期】2018年8月
【EC運営人数】1人
【ショップ形態】自社ショップ、アマゾン
【導入システム】─(導入していない)
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

飛騨高山おはぎ きなこ

飛騨高山おはぎ つぶあん

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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