【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第476回 <海鮮グルメ専門ECサイト「ヤマニの台所」> 「いわし漬け丼の具」新聞広告で反響(2024年10月10日号)

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いわし漬け丼の具

いわし漬け丼の具

 千葉県の北東部、九十九里浜に面した匝瑳市に本社と加工場を構える水産物仲卸会社・ヤマニ水産。コロナ禍で販売先の営業不振や休業・時短営業などが続き、売り上げがダウンしたことから、ECサイト「ヤマニの台所」をオープン。新聞広告をきっかけに知名度が上がり、シニア世代を中心にリピーターも増えているという。設立から約11カ月、現状と今後について、伊藤正樹社長に聞いた。

◆こだわり・特徴

 1973年、現在地に会社設立以降、銚子・九十九里の地魚や各地の鮮魚を取り扱ってきたヤマニ水産。ヤマニの台所ではその強みを活かし、安心しておいしく食べられる魚料理を提供している。
 「調理のこだわりは、まず自分たちが食べておいしいこと。シンプルな味付けで素材のおいしさを最大限に生かし、独自性のある商品作りを心掛けています。また、個人的に添加物の多い食品に少なからず抵抗があり、同じように感じている方も多いのではと思い、商品すべてに添加物を使用していません。調理後すぐに急速冷凍することで、解凍後もできたての味を楽しんでいただけます」
 お取り寄せの頻度や健康志向の高まりなど、コロナ禍を経て変化するニーズに対応した商品作りを考えているという。
 「ECサイト設立当初から自宅で手軽に食べられる商品、安心して食べられる無添加の商品を意識しました。調理の時短ニーズも高まっていることから、それにマッチした商品作りも考えています。また、当社の場所が過疎地域に指定されたタイミングでの設立でしたので、地元を盛り上げられるよう、地域の素材を使った商品展開をしています」


◆人気商品

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月10日号で)

<運営会社概要>
【運営】ヤマニ水産株式会社
【ショップ開設時期】2023年11月
【EC運営人数】3人
【ショップ形態】自社ショップ、ありがとねっと
【導入システム】自社開発システム
【配送委託先】佐川急便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

伊藤正樹氏

金目鯛のしゃぶしゃぶ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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