【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第471回 <高級ご飯のお供専門ECサイト「鯛のわん」> 鯛の手作り瓶詰にメディアが注目し注文増(2024年8月29日号)

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牧原斉氏

牧原斉氏

 玄界灘を臨む佐賀県玄海町の仮屋湾は、リアス式の地形を生かした好漁場で、真鯛の養殖が盛んに行われている。この地で鯛をはじめとする加工品の製造販売を行うマキハラでは、コロナ禍を機に新商品開発に取り組み、養殖真鯛を使ったごはんのお供「鯛のわん」を発売。メディアの紹介で注目され、人気のお取り寄せ商品となっている。こだわりや反響などについて、牧原斉社長に聞いた。

◆きっかけ・特徴

 マキハラでは以前より真鯛の加工品を製造しており、急速冷凍機の導入によって新鮮な商品の販売が可能になったという。
 「10年ほど前、プロトン凍結機を使った際の肉や魚の鮮度の違いを目の前で確認して、これがあればいろんな加工品が作れると思い、高い投資とは思いましたが購入しました。当初は真鯛の昆布締めを作っていましたが、コロナ禍で当社が運営する飲食店の売り上げが激減し、新たな加工品の開発に取り組みました。そして生まれたのが、真鯛を使った新しいごはんのお供、瓶詰で手軽に食べられる『鯛のわん』シリーズです。特に食感にこだわっていて、真鯛をさばいて大きくカットし、崩れないように混ぜ合わせ、瓶詰めするまで、機械ではできません。感性と目で確認できることから、製造工程は全て手作業で行っています」
 「鯛チャンジャ」「鯛めんたい」「鯛のお茶漬け」「鯛味噌バター」の4種類があり、おつまみやアレンジ料理などさまざまな形で食べられるのも人気の秘密だ。
 「韓国料理の定番、チャンジャと真鯛との相性が良く、最高の組み合わせと味付けの鯛チャンジャは、女性にとても人気があります。ECサイトでは4種のセットを一押しで販売しており、それぞれお試しいただきたいと思っています」


◆反響・売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月29日号で)

<運営会社概要>
【運営】有限会社マキハラ
【ショップ開設時期】2022年10月(鯛のわん公式サイト)
【EC運営人数】1人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】Shopify
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

鯛のわん

鯛のわんギフトセット

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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