【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第470回 〈笹漬け専門ECサイト「笹漬け屋 津田孫兵衛」〉/小浜の郷土料理「小鯛の笹漬け」認知度向上に注力(2024年8月22日号)

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津田珠美氏

津田珠美氏

◆特徴・こだわり

 小鯛の笹漬けとは、小鯛を3枚におろし、塩を振って酢に漬け、笹の葉を添えて杉の小さなたるに詰めたもの。津田孫兵衛では、厳選素材と職人の手仕事によって、愛され続ける味を作り出している。
 「製造工程はすべて手作りです。工程はシンプルですが、季節や気温に応じて配合を調整して仕上げる職人の技によって、変わらぬ味を守っています。新鮮な若狭の魚をはじめ、身を締める塩は4種類をブレンド、お酢は静置発酵でじっくり発酵させたうまみの濃い米酢も使い、3年以上熟成させた本みりんで味を調えています」
 郷土料理である笹漬けは総菜として始まり、小さなたるに詰めるようになってから土産品、さらにお祝いの品として定着したという。
 「地元出身の方が折々のごあいさつの品に、地元以外の方もおめでたい鯛の品としてお祝いことにご利用いただくことが多いです。定番は小鯛の笹漬けですが、近年の個食化傾向もあって、異なる種類の笹漬け、昆布締めなどを少しずつ食べ比べする方が増えています。季節限定品(夏は鮎やキスの笹漬け)や、ネット限定で笹漬けと笹漬けを使ったおすしのセットなども販売しています」


◆客層

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月22日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】株式会社津田孫兵衛
【ショップ開設時期】1997年10月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング
【導入システム】─(導入していない)
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

笹漬け蒸し寿司セット

金箔と桜花入り小鯛の笹漬け

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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