【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第468回 <まるずわいがに専門ECサイト「かに物語」> 「特別をもっと身近に」コンセプトに商品展開(2024年8月1日号)

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佐藤恭子氏

佐藤恭子氏

 日本では相模湾や駿河湾などで稀に獲れるが、漁獲量が極めて少なく、”幻の蟹”と呼ばれるDeep Sea Red Crab(まるずわいがに)。宮城県気仙沼市のカネダイでは、アフリカのナミビア沖で獲れたまるずわいがにを独自の技術で加工し、「かに物語」ブランドとして全国に届けている。商品の魅力、思い、広がりなどについて、水産食品事業部の佐藤恭子氏に聞いた。

◆特徴

 カネダイとまるずわいがにとの出合いは約50年前。気仙沼からアフリカに船を出し、日本で販売を開始したが、殻の色の悪さを理由になかなか流通しなかった。しかし、そのおいしさと希少性を信じて挑戦し続けた。
 「現在、ナミビアの漁場の漁獲資格を持つ船は、日本では2隻だけです。約10カ月かけて漁をし、水揚げ後1時間以内に船上でボイル・急速冷凍。さらに凍結した状態でむき身にする技術を開発し、獲れたての味を届けています。このおいしさをまずはむき身でお楽しみいただけるよう、殻をむいた商品や、切れ込みを入れた商品を取り揃えています。人気の『かにの実』は、運動量の多い爪下の部分で、身が引き締まりおいしさも凝縮されています。殻がついていないので、そのままでも、どんな料理にも便利に使えます」
 また、スープやカレー、パスタソースなど自慢の加工品も取り揃えている。
 「『ビスク』は、かに物語設立当初からのロングセラーで一番人気の商品です。一般的なビスクは殻から出汁をとりますが、当社のビスクは殻だけでなく贅沢に蟹のむき身も入れて出汁をとっており、スープの中にも、たっぷりのむき身が入っています」


◆販促施策

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月1日号で)

<運営会社概要>
【運営】株式会社カネダイ
【ショップ開設時期】2011年12月
【EC運営人数】3人
【ショップ形態】自社ショップ
【カートシステム】─(非公表)
【配送委託先】ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

Deep Sea Red Crab ビスク

Deep Sea Red Crab かにの実

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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