【ナカの”ヒト”】 <FLORA LUXE 和気雅美代表> 花への情熱を香りに込める(2024年7月18日号)

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和気雅美代表

和気雅美代表

 「いつかは朽ちてしまう植物のパワーを、香りとして永遠のものにしたかった」
 そう語るのは20年以上、フラワーデザイナーとして世界で活躍してきた、FLORA LUXE(フローラリュクス、本社東京都)の和気雅美代表だ。24年5月には、知識と感性、花に対する情熱を武器に、フレグランスを発売した。展開する5種類の香りには、フラワーデザイナーとして過ごす中で出会った植物の魅力を反映している。
 和気代表は資生堂在籍中に、調香師でありフランスの哲人とも称されるアーティスト、セルジュ・ルタンス氏と共にフレグランスを開発した経歴がある。
 香りや化粧品、映像など多方面で活躍するルタンス氏が表現する「美」は、「永遠を内包している」とも言われ、「植物のパワーを永遠のものに」という現在の和気代表の思いと重なる。
 「彼に憧れて資生堂に入社した。自身の香り作りの原点は、彼と共にフレグランスを作った経験の中にある」(和気代表)と話す。
 和気代表がモチーフにしているのは、既に香りが存在する花ばかりではない。香りがない植物からもインスピレーションを受けている。
 その一つが、

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月18日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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