【メールクリック率 アップしました】〈日本生活協同組合連合会（導入社）×デジミホ（支援会社）〉／メール内のＵＲＬクリック率が４倍に

日本生活協同組合連合会（以下、日生協）は今秋、自社通販サイト「くらしと生協」で、ウェブマーケティングやＥＣコンサルティングを手掛けるデジミホ（本社東京都、加來幹久社長）が提供するマーケティングツール「Ｒ∞（アール・エイト）」を導入した。組合員とより精度の高いワン・トゥ・ワンコミュニケーションを取っていくことを目指した。
　日生協はこれまで、組合員に対して、紙のカタログやメルマガを一斉送信して販促や情報発信を行っていた。メルマガの内容も配信するタイミングも全員一律だった。
　導入後の最初の施策として、１１月１６日に肌着・インナーの初回購入者で、購入から１４日間、次の購入がない人を対象にメールを配信した。メールの文面にある通販サイトのＵＲＬのクリック率は、「Ｒ∞」の導入前は平均７％だったが、このときは２８％まで向上した。
　「Ｒ∞」はユーザーの購買傾向に合わせたメール配信や、カートに入れたまま注文していないユーザーに購買を促す施策などを打つことができる。
　初期費用は３０万円（税別）、月額費用は１６万８０００円（同）。このほか月間注文件数による従量課金が必要だ。会員数ではなく実際にコンバージョンした注文件数で費用がかかることが導入社から評価されている。

(続きは日本ネット経済新聞 12月3日号で)