【EC向けサービス導入事例】第68回〈メール配信システム「配配メール」〉/導入サイト「わるならハイサワー! 東京・元祖レモンサワー」/高い到達率で「楽しくおいしいメルマガ」実現

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酒類を割る「ハイサワー」などを製造・販売する博水社(本社東京都、田中秀子社長)は、問屋を通じ、スーパー、酒屋、飲食店への販売をメーンの事業としている。約5年前からネットでも商品を購入できる仕組みを構築してきたが、本格的にネットの取り組みを強化したのは1~2年前。実際に商品を飲んでいるエンドユーザーとつながり、よりファンを増やしたいという考えがあった。
 ネットを介して顧客と直接つながる手段としてメールを重視し、ラクス(本社東京都)が提供するシステム「配配メール」を導入した。
 「配配メール」はエラーが少なく、メールの到達率が高いとされる。ラクスの担当者が導入の段階で丁寧にセグメント分けのアドバイスや説明をしてくれるほか、HTMLメールが簡単に作成できる。博水社はおいしそうな画像付きのメールが送りやすいことなどを評価している。
 メールで接客したことはなかったが、導入直後の細かなサポートにより、これまでスムーズに運用ができている。直販サイトでは、購入した顧客を追いかけるように、タイミングに合わせて訴求したり、顧客接点を持つためのメールを送信している。
 メーカーであるため、直販サイトで安売りはできない。しかし、さまざまな商品情報を配信してファンを増やすことは、直販サイトに限らず、ほかの流通にも好影響をもたらすと考えている。
 一般的なスーパーでは酒類や飲料が7000~8000種並んでいるといわれる。その中から顧客に選ばれる商品に育てるために、博水社はメールによる顧客のファン化に向けた取り組みを強化している。
 「ハイサワー」を取り扱う飲食店では、「ハイサワー」でお酒に割らずにそのまま飲む客も多いという。休肝日やダイエットを理由に、そうした飲み方をしている。

(続きは日本ネット経済新聞 11月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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