【EC注目株!】第49回〈ティーライフ〉 シニア向け商品増で細やかな顧客対応も言及/「配当性向30%目標」掲げ、4期連続増配中

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千葉氏

千葉氏

ティーライフ(3172、7月期)の祖業はティーバッグ加工と通信販売。ティーバッグ加工で蓄えた資金で通販事業を展開。緑茶を中心としたカタログ通販の開始は創業から約12年、1995年のこと。
 広報担当者によると「当時、お茶の販売というと問屋さん経由が当たり前でした。創業者(現社長:植田伸司氏)はパソコンの草創期という背景もあり、顧客管理を自社で行うことで直接お客さまに商品を届けることが可能になる。販売自体が営業マンの力量に左右されることもなくなると通販に着目しました」と振り返る。
 02年には通販専業に移行し、03年にはネット通販にも進出している。
 それから10年余、取扱商品はPB健康茶・化粧品を二本柱に200品目以上に上っている。ビジネスの枠組みは次のような具合だ。
 (1)商品生産は、いわゆるファブレス体制。健康茶は社内企画の上、主に地元(静岡)の製茶業者に委託。化粧品は研究開発型企業として実績が高い化粧品メーカーとの間で共同開発(生産)方式をとっている(2)会員制。お茶・化粧品双方を購入できる。現在アクティブ口座は全国約30万人。定期購入を利用している定期会員が9万人超─。

(続きは日本ネット経済新聞 11月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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