【ＥＣコンサルタントによる「勝手にＥＣサイト分析」】□□３５８　ジャパンＥコマースコンサルタント協会　宮松利博特別講師・参事<「ＳＯＬＥＳ　ＧＡＵＦＲＥＴＴＥ」>／おいしいのに悪評が立つ落とし穴を解説（2022年12月1日号）

　先日知人から「東京駅のお土産です」と、バターゴーフレットというものをいただき、とてもおいしかったので、自分でオンライン購入してみました。
　商品自体はフランスの伝統菓子「ゴーフレット」を日本人向けに改良したという「バターゴーフレット」。サイトを訪れてみると、最もシンボリックで印象に残ったのが、「ふわっとふくらむ、焼き上がりの瞬間」の動画です。
　これはぜひサイトを見ていただきたいのですが、瞬時に膨らむ様子は一目で「食べてみたい」と思わせます。
　買った後に即座に「買った商品のレビューサーチ」をしたところ…バターゴーフレットで検索すると「バターゴーフレット　まずい」という検索候補が上位に表示されます。
　ん？　こんなおいしいお菓子をマズイと感じる人もいるのか、と思いながら検索結果をいろいろとみていると、「ぬれ煎餅のような食感」「サクッとした食感は全くない」「もちっと食感でかなり想像と違った」という声が多く見られました。

（続きは、「日本ネット経済新聞」１２月１日号で）

<筆者プロフィール>
みやまつ・としひろ
　元ライザップ取締役。大手ＥＣコンテストで１２部門受賞後、３年で年商２０億円に。上場と同時に保有株を売却し、ＥＣコンサルティング会社を立ち上げ、業界トップのクライアントを多数抱える。日本イーコマース学会専務理事。