【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□331 ジャパンEコマースコンサルタント協会 松橋正一特別講師〈「越前かに職人〔甲羅組〕」〉/自前倉庫で販売拡大とコスト削減を実現 (2022年4月7日号)

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バックヤード改革に取り組む「越前かに職人〔甲羅組〕」

バックヤード改革に取り組む「越前かに職人〔甲羅組〕」

 リアル店舗を持たずにネットで販売するECショップで、欠かすことができないのが物流です。リアル小売店での、売り場(店舗)賃料、店員人件費などの固定費に代わり、ECショップでは商品倉庫賃料、出荷作業員人件費、配送費など物流コストがかかります。
 商品保管から配送まで出荷作業を担う「物流倉庫」を外注するか否かは、経営上重要な選択です。ECショップ「越前かに職人 甲羅組」を運営する伝食(本社福井県)は、自前の物流倉庫を立ち上げようと、敦賀市が整備した第2産業団地に水産加工新工場と物流倉庫を22年9月完成予定で建設中です。
 伝食の田辺晃司代表は、「好調に売り上げを伸ばしてきた一方、出荷数は膨大な数となっており、カニの繁忙期といわれる年末には、1日の出荷数が1万件を超えています。この業務を数名の担当スタッフでこなしており、それらを可能にしているのが、港関連冷凍倉庫の協力のもと、自社で開発した出荷システムです」と話します。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月7日号で)

〈筆者プロフィール〉
まつはし・しょういち
 ECで得意としている分野は、モール出店サポート、アマゾン出品支援など。楽天、ヤフー、アマゾン、自社サイトなど、ECサイトの運営経験を基に、数々のショップを構築、サポートしてきた実績を持つ。大規模ECサイトの効率的な構築、データ処理システム構築なども得意としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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