【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□322 ジャパンEコマースコンサルタント協会 小林厚士理事〈「タカノモータース」〉/車種特化、ウェブ活用で独自化戦略に成功 (2022年1月27日号)

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「スズキジムニー」などに特化して情報発信

「スズキジムニー」などに特化して情報発信

 長野県岡谷市にある高野モータースは創業50年余、スズキ車の車検・整備・販売を行っている。日本全国どこにでもある、いわゆる地域に根付く自動車屋さんだ。
 自動車業界では、ここ数年の新車販売数が年間400万台前後で推移している中、コロナ禍に生じた新車供給の遅延問題による生産台数、販売数の大幅な減少が余儀なくされ、新車が欲しくてもすぐに納車されない状況が続いている。
 従って、新車は欲しいけど、いつ納車になるか分からないという中、中古車業界の市場規模が拡大している。
 高野モータースでは、数多く存在する同商圏内の競合に対して独自化戦略を打ち出している。
 大きなポイントとしては、(1)スズキ車の中でもマニア、ファンが多い「スズキジムニー」の整備、カスタムが大得意(2)代表自身も81年発売のジムニーをカスタム&ベストコンディションで所有(3)ウェブを活用して、全国のジムニーマニア、ファンに連日情報を発信─という車種を絞った形でのマーケティング戦略だ。

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月27日号で)

〈筆者プロフィール〉
こばやし・あつし
 99年に楽天市場出店。最大7つのECサイトを運営。楽天店舗では02年、楽天ショップオブザイヤースーパーオークション賞受賞。長野県・新潟県・富山県・山梨県登録専門家(IT部門)。経済産業省中小企業支援ネットワーク強化事業 認定専門家。物販で培ったマーケティングノウハウを生かす、経営視点かつ現場最優先の実践的なコンサルティングを得意とする。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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