【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第362回 〈印鑑専門ECサイト「印鑑の西野オンライン工房」〉/手書き・手彫りのこだわり詰まった逸品を提供 (2021年12月9日号)

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猪口 清一社長

猪口 清一社長

 京都市にある西野工房は、創業70年以上の印鑑屋。京印章制作士である井ノ口清一社長が一点一点書き上げ、職人が仕上げる手書き・手彫り仕上げによる印鑑は、こだわりが詰まった逸品だ。他店との違いやお客さまに安心を与える独自のサービスを打ち出し、一生ものの実印、贈り物などでの利用が多いという。コロナ禍でも売り上げがアップしている理由、取り組みなどについて聞いた。

◆こだわり・特徴

 西野工房では、注文ごとに井ノ口氏が手書き文字の印影を作成し、ほかとは一線を画す味わい深い印鑑を作り上げている。
 「印鑑の文字にデザインの可能性を見いだしました。当社の印鑑は上を向いた勢いのある作風で、漢字やひらがな、英語などの文字を、美しく元気よく丸い枠の中に入れるのが腕の見せどころです。彫刻は印刀という彫刻刀を使って熟練の職人が仕上げ、さらに私が補刀を行って完璧に仕上げます。一番伝えたいのは、当社の印鑑は事務用品としてのハンコではなく、デザインされた芸術品の印章であるということです」
 サイトでは、制作の工程や仕上がりの詳細を写真や動画などで詳しく紹介している。
 「ネットショップ開設時から、自社でサイトを制作・更新してきました。綺麗であるよりも、こだわりが出る生き生きとしたサイトを目指しています」

(続きは、「日本流通産業新聞」12月9日号で)

◆接客・サービス

〈運営会社概要〉
【運営】有限会社印鑑の西野オンライン工房
【開設時期】2001年3月
【EC運営人数】21人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン、ポンパレモール、au PAYマーケット
【導入システム】ショップメーカー
【配送委託先】ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便

人気の高い「屋久杉の印鑑」

手書き・手彫りによる美しい印面

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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