【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】 〈20〉今日から使える心理トリガーを使ったテクニック(2) (2021年11月11日号)

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品・健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。
 本日も引き続き、人が何かを購入するときの「きっかけ」「決め手」になるような心理的な仕掛け(=心理トリガー)をご紹介します。
 化粧品・健康食品の販売に役立つテクニックや、間違いやすい考え方を、具体例を交えて紹介していきます。


(3)メルマガ送付は送信者を個人名に

 商品を購入した後、サポートセンターやお客さまセンターからメールマガジン(メルマガ)やサポートメールなどが届いたりすることがあると思います。
 アフターフォローにおいてメルマガなどの送付は、今でも非常に重要です。ただ、せっかく送付したメルマガも読まれなくては意味がありません。個人のメールボックスは、他社のメルマガやお知らせなどが確認しきれないくらいにあふれかえっているのではないでしょうか。
 混沌としたメールボックスの中で開封率を上げるためには、いかに目立つのかを考えるしかありません。そのポイントとなるのは、「件名」と「送信者」です。
 そもそも、メールというのは、個人と個人のやり取りの場、コミュニケーションの場でした。そのため、メールの送信相手が自分の知っている人であれば、当然開封して内容を確認することになります。これを利用して開封率を上げるのです。
 具体的に言うと、アフターフォローやサポートなどのメールは、組織ではなく、個人名を使って送信すると目に留まりやすく、開封率が上がってきます。
 「お客さまセンター」や「○○事務局」といった事務的な送信名で送られてきたメールは、メールボックス内で埋もれてしまい、開封しようとは思われません。
 しかし、「クリームチームマーケティングの山口」といった個人名を送信者に設定することにより、他の事務的なメールよりも圧倒的に目に留まりやすく、開封してもらえる確率も上がるのです。
 よりパーソナルなスタンスで顧客に接触していくことが、とても効果的です。


(4)大事なことは何度も伝える

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月11日号で)

〈プロフィール〉
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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