SNSとECの連携が重要
リアルからデジタルへと顧客接点を移行させたものの、いかに顧客とコミュニケーションを図っていくのかについて考えあぐねているという企業が増えています。新型コロナの影響もあり、実店舗での顧客接点の減少を補うツールとして、インスタグラムが一段と注目されています。法人アカウントの運用に注力する企業が多く見られるようになりました。
家具の販売を手掛ける、ある企業では昨年から、本格的にインスタの運用を開始しました。その結果、広告宣伝費を抑えながら、フォロワー数を50万人に増やしたということです。
インスタでコアなファンを育てるためには、定期的な投稿や、ライブ配信が必要だとされています。ただ、そこから売り上げにどうつなげていくかも重要です。インスタから実店舗やECサイトへ誘導した場合、集客から購買までの動きをどうすれば計測出来るのか、環境を整備しておきましょう。インスタ向けSEOツールの利用もオススメです。
「ECサイトにいかに効果的に集客するか」、そして「ECサイトに流入したユーザーを、いかに購買へとつなげられるか」が重要です。
(続きは、「日本ネット経済新聞」6月24日号で)
〈筆者プロフィール〉
空色 中嶋洋巳社長
2005年4月西日本電信電話入社。2013年10月空色を創業。チャットを軸としたウェブ接客ソリューション「OK SKY」の開発・提供、チャットセンター運用受託事業を展開。2016年からIBM Watson等のAIを活用したチャットボットの提供を開始し、AIと人を組み合わせた新たな購買体験の創出に取り組む。
【有人接客とAI接客〈顧客満足度向上のメソッド〉】第14回 売上アップするインスタ×接客の活用方法
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