【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□293 ジャパンEコマースコンサルタント協会 清水将平特別講師〈「ええもん広場」〉/手間かけ、他店にない販売企画で成長

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「ええもん広場」の楽天市場店

「ええもん広場」の楽天市場店

 今回は、フリーズドライ、レトルト食品を「楽天市場」「Amazon」「ヤフーショッピング」「au PAYマーケット」などで販売している「ええもん広場」のECサイトを分析させていただきました。
 「ええもん広場」は名前の通り、ええもん(良い物)をお客さまに届けたい。という気持ちで開店され、展示会に行き、バイヤーが選び抜き、全従業員で試食会を開き、最終の取り扱いを決めたメーカー商品を販売されています。
 「ええもん広場」の強みは、ケース販売をしないという販売企画。選べる30食や60食のみそ汁とスープ、31種類の1カ月セットのように、メーカーから納品された商品を、すべてバラして組み合わせるという非常に手間をかけた企画が、他店に負けない強みとなっています。


■顧客の声を反映

 この企画は、実店舗やスーパーでは当たり前の、お客が「好きなものを選べる」をネット通販で実現できたらより便利で、魅力的なものとしてお客さまに受け入れてもらえるのではないかという代表の一声から始まり、当初は、社員からの強い反発もありながら、結果としては、現在まで楽天市場のみそ汁ランキングでは、1位を独占しています。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月22日号で)

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
 日本ECサービス 代表取締役

 03年から07年に楽天にてECコンサルタントなどを経験し、日本全国1500社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。自ら日本全国47都道府県に訪れ、セミナー講師としても年間3000人以上にノウハウを教える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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