【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第335回 〈山形のお漬物専門ECサイト「晩菊本舗 三奥屋」〉/漬物グランプリ準優勝で新たなファンも増加

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近 清剛社長

近 清剛社長

 創業昭和23年、みちのく・山形の漬物、郷土総菜を製造販売する「三奥屋」は、看板商品「晩菊(ばんぎく)」で知られる老舗。伝統の漬物はもちろん、漬物スイーツ「たくあんチョコレート」や、全国の漬物グランプリで準グランプリを受賞した「山形おみづけわさび」といった新しい商品が話題となり、新たなファンを増やしている。商品の魅力、全国への広がりや最近の動向について、近清剛社長に聞いた。

◆特徴

 三奥屋のオリジナル漬物「晩菊」は、山形の山菜、野菜、菊の花びらといった素材10種類を刻んで漬け込み、長期熟成させたこだわりの逸品。山形の定番土産の一つだ。
 「当社の創業者が地元山形を生かした漬物を作り上げるため、山形出身の漬物研究家、酒井佐和子先生にご教示いただきながら数年かけて開発したのが『晩菊』です。仕上げるまでに2年近くかかる晩菊は、どの漬物よりも人の手が掛かる商品です」
 「晩菊」をはじめ、「元祖南蛮味噌」「赤かぶ漬」「おみ漬」、新名物の「山形おみづけわさび」など定番商品が並ぶ中、目を引くのが新感覚の漬物だ。
 「若い方にも漬物に興味を持ってもらいたい、食べてもらいたい、新しい漬物にワクワクしてもらいたいという思いで開発しています。特に『たくあんチョコレート』は、和洋折衷の漬物スイーツとして、漬物売り場だけでなくお菓子売り場、チョコレートの催事などでも販売しています。珍しいネーミングと、食べるまで味の想像がつかないということで、話のタネになると手土産にお使いいただくことが多いです」


◆広がり

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月15日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】三奥屋
【開設時期】2001年
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸

「晩菊」

「たくあん チョコレート 夢」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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