【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□280 ジャパンEコマースコンサルタント協会 宮松利博特別講師・参事〈「バルミューダ」〉/IPOでも変わってほしくないスマホサイト

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 バルミューダは11月11日、東証マザーズへの新規上場(IPO)が承認されました。まずはおめでとうございます。
 寺尾玄社長いわく、バルミューダはクリエーティブとテクノロジーによって「モノではなく体験」を売る会社だそうです。03年に東京・武蔵境を拠点にスタートされているのですが、それまでは高校中退、放浪の旅、プロミュージシャンを経て、秋葉原の電気街と町工場に通いつめて商品開発の腕を磨かれたそうです。
 スタート当初の商品ラインアップは、パソコン周辺機器が多かったらしいのですが、10年に自然界の風を再現する扇風機「GreenFan」のヒットで倒産の危機を免れました。それからは、数々のヒット作を生み出し、15年にリリースしたスチームトースター「BALMUDA The Toaster」でグッドデザイン賞金賞を受賞するなど、今や誰もが知る人気家電ブランドです。


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〈筆者プロフィール〉
みやまつ・としひろ
 株式会社ISSUN代表取締役。00年からEC数社を立ち上げ、年商20億円などの急成長で、06年に株式上場。同時に保有株を売却、渡米しシリコンバレーなど海外の次世代eコマースの運営現場を研究しながら、スマホやソーシャルメディアによる新たなマーケティング手法を確立。11年にウェブ制作・マーケティング会社、ISSUNを設立。


(続きは、「日本ネット経済新聞」12月17日・24日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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