【ネットショップ　「売れる」デザイン・演出テクニック】連載１０５　ＥＣの未来を創る”サステナブル”

　昨今注目されているワード「サステナブル」。わたしたちの身の回りにあるサステナブルな取り組みと共に、未来を見据えたＥＣの役割を考えます。


■世界的に浸透するサステナブル意識

　サステナブルとは、ｓｕｓｔａｉｎ（持続する）とａｂｌｅ（～できる）からなる言葉で、「地球環境を維持したり自然環境を守ったりするために持続可能な取り組みを行っていこう」という意味で、近年用いられるようになりました。
　食品業界では、スターバックスが、以前からサステナブルな取り組みを推進していることで有名です。近年では、海の環境を守るため、「脱プラスチック」を目標に、紙のストローやタンブラーをいち早く導入しました。
　世界的なデジタル企業であるアップルも、サステナブルな取り組みを実施しています。先日発売された「ｉＰｈｏｎｅ１２」は、環境への配慮から、これまで同梱していた、充電器やイヤホンを、同梱せず別売りとしました。
　これにより、箱の縮小と軽量化が実現し、物流への負担が軽減されました。ＣＯ２などの温室効果ガスの排出を削減する効果が期待されています。

（続きは、「日本ネット経済新聞」１１月１９日号で）

〈著者プロフィール〉
　長山衛（ながやま・まもる）氏
　某大手食品ＥＣサイトで運営を手掛けた後、０８年１０月にＥＣサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
　１１年１１月に「食品ネットショップ『１０倍』売るための教科書　リピーターを確実に増やす商品プレゼン７７のテクニック」（日本実業出版社）を上梓。