マドラス/ロコンドとECで協業/在庫シェアによる相乗効果

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マドラス・岩田敏臣取締役経営戦略本部長(写真左)とロコンド・藤樹賢司取締役兼営業本部ディレクター(同右)

マドラス・岩田敏臣取締役経営戦略本部長(写真左)とロコンド・藤樹賢司取締役兼営業本部ディレクター(同右)

 靴の製造、卸を手掛けるマドラス(本社愛知県、岩田達七社長)はこのほど、ロコンドのEC運営のプラットフォーム「BOEM」を活用し、自社ECサイトのリニューアルを実施した。
 これにより、ロコンドなどでの在庫シェアリングが可能になった。在庫の分散と欠品を抑制するとともに、売り上げ向上と顧客満足度の向上が期待できる。
 販売商品の情報制作業務にあたるいわゆる「ささげ」や、配送管理、ECサイトのアップデートといった業務もロコンドが行う。
 「ささげ業務がなくなった分、販売に注力できる。在庫シェアリングにより、欠品がなくなり、在庫効率を良くして売り上げを伸ばしていく」(マドラスの岩田敏臣取締役経営戦略本部長)と話す。
 ロコンドも、マドラス商品の調達が可能となり品ぞろえの実現を通してECサービスの業務拡大を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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