アマゾンはこれまで、環境問題に対してさまざまな取り組みを行ってきました。最近は、以前にも増して取り組みを強化しています。今回は、アマゾンの環境問題に関する主な取り組みについてご紹介します。
■二酸化炭素排出量を実質ゼロへ
先日、菅義偉首相が、地球温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」と足並みを合わせ、2050年までに二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると表明しました。国家にも企業にも温暖化対策が求められています。アマゾンも、物流事業では、二酸化炭素排出量に関わる世界的な企業という立場がありますから、二酸化炭素排出量の削減に向けてさまざまな取り組みを行っています。
アマゾンは19年2月、「シップメント・ゼロ」というプロジェクトを発表しました。二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目標に、電気自動車の採用などを始めたのです。ひとまず30年までに50%削減を達成するという内容になっています。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月5日号で)
【著者プロフィール】
比良益章(ひら・ますあき)
2006年楽天入社、ECコンサルタント、マーケティング担当などを経験。2009年アマゾンジャパン入社、新規開拓営業、コンサルタント業務に従事し、5期連続でトップ成績を獲得。2010年アグザルファ設立、代表取締役に就任し、Amazon専門のコンサルティングを展開。
【気になる動向を徹底分析! Amazonレポート】第4回 積極的な環境保全に取り組むアマゾン
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