【次代を担う企業の「EC戦略」】第11回 〈出前館(上)〉/「赤字脱出」「黒字転換」の実現からのスタート

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 日本最大級の宅配ポータルサイトを展開する、出前館の前身である夢の街創造委員会(社名変更2019年11月)は、1999年9月に花蜜伸行氏が創業した。だが2001年7月に花蜜氏が「社外取締役」としてスカウトした、現代表取締役会長の中村利江氏が02年7月に社長に就任している。中村氏が今日の出前館への道筋を築き上げてきたことは、誰しもが認めるところ。
 学校を卒業後、リクルート/ハークスレイ(ほっかほっか亭総本部)で実績を積んだ中村氏は、01年に営業コンサルのプライベートカンパニーを設立。早々にクライアントだった夢の街創造委員会にスカウトされた。「社長就任までの1年間、役員と徹底して議論を繰り返した」という中村氏の最初の関門は、「赤字脱出」「黒字転換」の実現だった。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月5日号で)

【著者プロフィール】
千葉明(ちば・あきら)氏
 1949年群馬県生まれ。明治大学政経学部卒業後、1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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