【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング　成功と失敗の法則】〈０６〉　あなたの売りたい商品に物語はあるか？

　こんにちは。ＥＣ・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品・健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。


■「物語」は商品の「本質」を伝える

　消費者に商品価値を伝えるには、どのような方法が効果的なのでしょうか。そこで必要になってくるのが「ストーリー」です。
　商品の成分や効果を箇条書きにして書き連ねても、その良さは消費者には伝わりません。しかし、ストーリー仕立てにして紹介することで、どのような商品なのか、使うことでどのようなメリットがあるのかを、分かりやすく具体的に伝えることができるようになります。
　例えば、「Ａ」という植物を使った化粧水。それには、赤ワインの３４倍のポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が強く、肌のコラーゲンの減少を阻害し、非常に高い保湿効果があります。
　これを単に文章で説明しても、消費者はピンと来ません。それをストーリーにすることで、その商品の効果や、その背景を効率良く伝えられるのです。


■共感は消費者を動かすトリガー

（続きは、「日本ネット経済新聞」７月２日号で）

〈プロフィール〉
山口　尚大（やまぐち・たかひろ）
　ＥＣ・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼ＣＥＯ。２００６年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、１５０社２５０ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。