【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載100 次世代のオンライン活用術

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 新型コロナウイルスが猛威を振るい、消費者の外出自粛が続いています。日本各地はGW中も、自宅待機を余儀なくされました。
 例年であれば、旅行や帰省に時間とお金を費やしていた消費者も、自宅で過ごす時間が長くなるにつれ、生活や住環境を見直すようになっています。掃除や模様替え、DIY、新しいレシピに挑戦するなど、自粛生活を豊かにするための、さまざまな工夫を凝らすようになりました。
 普段は実店舗で購入していた消費者が、ECサイトを利用するケースも増加しています。その結果、EC業界には思わぬ追い風が吹いています。


■浸透度を左右する参加ハードル

 今回は、多様化するオンラインサービスに参加するに当たってのハードルについて考えます。
 昨今、ニュースや報道番組でも取り上げられて徐々に定着しつつあるのが、「オンライン診療」「オンライン会議」「オンライン学習」です。
 これらの基となる「通院」「通勤」「通学」は、オフィシャルな行為であり、日々の生活を営む上での必須イベントと言えます。一方で、にわかに注目されているのが「オンライン飲み会」です。
 飲み会はどちらかと言えば、アンオフィシャルな行為に分類されます。このような状況下でも、自宅に居ながら友人と集まれることや、終電の時間を気にせず自身のタイミングで退出が可能なことなど、オンラインならではのさまざまなメリットがあります。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月4日号で)

〈著者プロフィール〉
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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