【EC注目株!】第152回(最終回)〈ニトリホールディングス〉 ネットとリアル店舗の融合策成果が着実に/コロナ禍からの復活。12期連続増配のニトリに期待

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 本紙4月16日号が「ニトリHD20年2月期 通販売上高443億円 ネット限定商品が140%増」の見出しで伝えているように、ニトリホールディングス(9843)のネットとリアル店舗の融合策が成果を着実に積み上げ始めている。
 決算短信からも、その方向性を重視する姿勢が読み取れる。「当期の経営成績の概況」に、こう記されている。
 「EC事業におきましては、限られた店舗面積の中で取扱いが難しいサイズ違い・色違いなどの商品を展開し二段ベッド、オーダー収納家具等、商品展開数が少ない商品カテゴリーをネット限定商品として拡大を図り、売り上げが伸長いたしました」
 「オンラインとオフラインの融合を目指すO2Oの取り組みといたしましては、ニトリ公式スマートフォンアプリを刷新いたしました。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月4日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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