【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】〈05〉 商品の差別化にはイメージが重要

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品・健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。


■品質が全てではない

 多くのメーカーは、良い商品を作れば消費者がその良さを理解し、誰かが必ず手に取ってくれると思ってしまいがちです。商品ありき、作り手の発想を優先する「プロダクトアウト」の考え方で、商品を販売しているケースが多いと言えます。
 「この商品には○○大学の教授が発見した効果の高い成分が入っている」「まだ日本にない特別な商品を輸入できることになった」。そんな良いものだから、絶対に消費者に受け入れてもらえて、すぐに売れるはず。そう考えて安易に発売日を迎える企業はとても多いのです。
 当然、その商品はこれまでにないくらい良い品質の商品かもしれませんが、実際に消費者が、自然とその商品の良さを理解して手に取ってくれるかというと、そう簡単ではありません。誰の手にも取られることなく、ほとんど売れ残ってしまう可能性すらあります。


■直観的要素も重要

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月4日号で)

〈プロフィール〉
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健食業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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